前回の記事でも、二千円札を使いたい理由を紹介してきましたが、実は他にも理由があるのです。
ただしそれらは、嘘か本当か定かでないような、表立って「使うべき理由」として書くことができない「裏の」理由です。
この記事では、そんな真相不明の「二千円札を使いたい裏の理由」を3つ紹介します。
理由1、二千円札貯金でリデノミ対策になるかも
あなたは「預金封鎖」や「デノミ(正しくはリデノミ)」といった言葉を聞いたことがありますか?
「預金封鎖」とは、ある日突然、政府の命令で国民が銀行預金を引き出せなくすることを言います。そして「預金封鎖」は「リデノミ」と一緒に行われます。
「リデノミ」とは、通貨の価値の単位を変えることです。例えば、通貨の単位がそれまでの10分の1になった場合、1万円の銀行預金残高がその日をさかいに1000円になってしまうのです。
リデノミが実施されると、古い紙幣は使えなくなります。新しい紙幣と交換するときに、額面の低い紙幣との交換となります。つまり、タンス預金しても無意味なのです。
「そんなことある訳ない」と思われるかもしれませんが、実は日本でも1946年に起きているのです。最近では2016年のインドでも、ある日突然、高額紙幣の価値を無効にするということが起きました。インドの首相が突然の特別放送で「4時間後に500ルピー札と1,000ルピー札が無効になる」と告げたのです。ある日突然、タンス預金が紙くずになってしまうのです。
預金封鎖とリデノミについて分かりやすく解説している動画を見つけたので紹介しておきます。
二千円札貯金によるリデノミ対策
ここで二千円札の登場です。2024年に新紙幣が発行されることが決まっていますが、その中に新二千円札はありません。すると、二千円札貯金だけは、リデノミ対策に使えるかも?という説が成り立ちます。
つまり、リデノミが実施されるときに、もしも「流通量の多い現行の、一万円札と五千円札と千円札だけが使えなくなる」ということになれば、二千円札だけはそのままの価値が保たれるというわけです。
ただし、もし本当にリデノミが実施されるとしたら、それを機に二千円札は廃止になるのではないかと私は思っています。
新500円玉貯金によるリデノミ対策
最もよいリデノミ対策は2021年から発行が始まる新500円玉を貯金することでしょう。
2021年に発行し始めた貨幣を2024年に利用不可能にするというのは、あまり考えられません。
二千円札よりもかさばって重いという欠点もありますが、硬貨なので、紙幣と違って火事でも燃えないという最強の利点があります。
理由2、沖縄が日本の領土だという主張になるかも
一説によれば、二千円札は、沖縄が日本の領土だということを象徴しているとされています。
なぜそんな主張をする必要があるのか、それはもちろん中国に対抗するためでしょう。中国はあらゆる手段で、周りの国の領土を我が物にしようとしています。中国は、尖閣諸島だけではなく、沖縄自体までも狙っているという言説があるのです。
さて、2000年に当時の小渕首相は、そもそもなぜ沖縄でサミットを開いたのでしょうか。そしてなぜ二千円札に守礼門を描いたのでしょうか。
それは、サミットを通じて世界に対して沖縄は日本の領土だと主張することで、中国を牽制するためだというわけです。
そして、毎回来賓としてサミットに出席していた中国は、沖縄サミットだけは欠席したのだそうです。出席したら、沖縄が日本の領土だと暗に認めたことになってしまいますからね。
そんなわけで、沖縄が日本の領土であることの象徴である二千円札を積極的に使うことで、中国の横暴に「待った」をかけることができるかもしれません。
理由3、アメリカに対する日本の自立を主張できるかも
一説によれば、二千円札は「アメリカに対する日本の自立の象徴」だとされています。これについては、ぜひ、Ryunosuke_Megumiさんの下の記事を読んでみてください。
要約すれば、沖縄サミットによって小渕首相は、「沖縄の米軍基地の縮小と憲法9条改正」そして「通貨発行権を取り戻すこと」を目指していたのだといいます。
しかし、小渕首相はサミットの直前に脳梗塞で死亡してしまいます。なんという不運、いや、暗殺を疑うのが自然かもしれません。そして暗殺者の思惑通り、対米従属の森喜朗が首相になったというのです。
アメリカでも、ケネディ大統領やリンカーン大統領が暗殺されたのは、通貨発行権を取り戻そうとしたからだという説はそれなりに有名ですね。「国際金融資本」という黒幕に、世界は操られているのかもしれません。
自国への反逆の象徴である二千円札をよく思わないアメリカは、二千円札が流通しないように圧力をかけているのかもしれません。ATMから出てこなければ、誰も二千円札を使いませんよね。二千円札が普及していない本当の理由がみえてきましたね。
信じるかどうかはあなた次第です。
まとめ
なんにせよ、二千円札には小渕首相の日本への愛国の熱い想いが詰まっているということが伝わってきますね。また一段と、二千円札のことが好きになってきたような気がします。
色々考察してきましたが、私が二千円札を使う理由は二千円札が好きだから、ただそれだけです。理由は一つで十分なのです。
二千円札は、金融機関の窓口で両替することで手に入ります。あなたも二千円札を手にとって、色んな想いを巡らせながら眺めてみてください。
おわりに
最後まで読んでくださりありがとうございます! この記事が気に入っていただけたなら、ぜひSNSでシェアしていただけると嬉しいです。 コメントもお気軽にどうぞ。
「この記事が役立った!」と思っていただけた方は、この記事を書いた茶海苔に差し入れを贈っていただくこともできます。 お茶一杯分または海苔一枚分のギフト券コードを下のフォームからお送りください。
茶海苔にお茶を贈る